星空に魅せられて

関西在住、天文愛好歴30年以上のおじさんが、星にロマンを求めて、ひたすら天体写真を撮っては披露する、マイペースなブログです。

天体写真

星空が好きな関西在住のおじさんです。
時々石川県にも出没します!
よろしくお願いします🤲

フラット補正とスタッキングあれこれ比較

年明けに金沢星の会のメンバーと
フラット補正って大切だよねえと話を
していて、ふと「今出回っているソフトで
どれが一番いいんだろう」と比較してみたくなり、
昨年撮影した画像を元に処理してみました。
比較対象としたソフトは
①RStacker(フリー)、②DeepSkyStacker、
③ステライメージ(8)④PixInsight、最後に⑤RAP2
で私の結論は
RStacker=RAP2>PixInsight>ステライメージ>DeepSkyStacker
でした。
今を時めくPixInsightが一番かと思いましたが、昔からある
RStackerやRAP2がまだまだ現役バリバリだというのが意外でした。
(但し、私のCanonEOS5DnkⅣはRAP2ではバグが出て使え
なかったので、以前使っていた60Dでの経験値で判断しました)
RStackerはNikonでは使えないという話も聞きますので、Nikon
の方はRAP2を使われると良いかもしれません。

ついでにどのソフトでスタッキングするのが一番良いかも実験
してみました。
①DeepSkyStacker、②ステライメージ、③PixInsightで比較する
とどれも優秀でしたが、色味の再現性というところでは
PixInsight>ステライメージ>DeepSkyStacker
でした。やはりPixInsight、いいです。

このように私の判断で勝手に比較してしまいましたが、興味の
ある方は一度実験してみてはいかがでしょうか?

最後に年末に撮った画像をRStackerでフラット補正してPixInsight
でスタッキングした作品を掲載します💦
前のブログにRStackerでフラット補正してDeepSky Stackerで
スタッキングした作品を掲載していますので比較してみて下さい。 

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photoshopCC  天体写真画像処理講座

年が明けて、1月の新月期は日本海側は大雪で大変でしたね💦
太平洋側も風が強く、結局出撃できずじまいでした。

そこで暇なんで、2年前に金沢星の会のメンバー向けに作成した
PhotoshopCCの天体写真画像処理の方法(基本)をアップします。
Yahoo!ブログがなくなって最近、PhotoshopCCでの天体写真画像処理
方法がみられなくなったので、ちょっとでもお役に立てればと思います。
とはいえ、拙い解説と技術なんで、知ってる機能も多いと思います。
2年前の動画ですが、久しぶりに見ていい復習になりました。
お暇な方はどうぞ💦

久しぶりの出撃

ブログ更新も3か月滞ってしまいました。
今年は梅雨が長く、なかなか出撃できませんでしたが、
お盆休みに何とかすさみに出撃することが出来ました。

すさみは今回は私一人でしたが、とにかく蒸し暑い。
夜も気温はあまり下がらず、結局車の中でクーラーを
きかせて休んでいました。
天気は9:00頃海雲が沸いてきましたが、それ以降は
すっきり晴れ、久しぶりに満天の星空を堪能しました

それで今回の釣果は1つだけ…。

<洞窟星雲(sh2-155)>
【データ】
撮影日時 2020/8/14 20:31 ~ 8/15 01:51 
露出 180s×69=207min.
ビクセンR200SS(D200mm f760mm F3.8)EQ6PRO赤道儀
コレクターPH使用
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 28℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(5枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚)
PhotoshopCS6・CC・・PixInsightにて処理
場所 周参見町
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過去最高の気温で撮影しましたが、案の定ノイズで荒れ荒れでした💦
結局朝まで半そで七分丈のズボンで済みました。
今まで5DmkⅣでノイズを気にしたことはなかったのですが…。
やはり夏は山で撮った方が良いですね。

天文ガイド6月号入選

天文ガイド6月号に入選しました。
恥ずかしながら、これが天文誌初入選です('◇')ゞ。
実は初投稿は高校生の頃で、当時はあまりのレベルの高さに
早々に投稿を諦めたのを覚えています。

それから40年近くして、やっと入選…。ちょっと感慨深いです。
昨年くらいに、投稿したらもしかしたら入選するかなと思って
ちょいちょい出していましたが、年に数回の撮影と投稿で入選
するはずもなく…、今年に入り撮影回数を増やしてやっと拾って
もらったという感じです。

自分の長い天文ライフのポリシーは、「好きなものを好きな時に
撮る」です。天文誌入選が目的ではないと永年思ってましたし、
これからもそのつもりで天文ライフを楽しみたいと思います!

tenga

元画像はこれ↓
2倍コンポジットトリミングmini


M8と猫の手

空は黄砂とPM2.5で天の川もぼやけていました。
今回は南天狙いでしたが、やはり低空は条件が悪かったです。

<M8&猫の手>
【データ】
撮影日時 2020/4/29 00:52 ~ 03:42 
露出 180s×55=165min.
ビクセンR200SS(D200mm f760mm F3.8)EQ6PRO赤道儀
コレクターPH使用
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 3℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(5枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚)
DSSにてコンポジット 
SI8・CS6・CC・フラットエイドPro・PixInsightにて処理
場所 御杖村

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 予想に反して寒かったので、ずっとストーブを焚いて
 いました。
 夜がだんだん短くなりますね。3時40分には天文薄明
 でした。しばらくは出撃も自粛ですね。いつになったら
 コロナが収まるのか、不安が続きます。
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