星空に魅せられて

関西在住、天文愛好歴30年以上のおじさんが、星にロマンを求めて、ひたすら天体写真を撮っては披露する、マイペースなブログです。

2019年04月

星空が好きな関西在住のおじさんです。
時々石川県にも出没します!
よろしくお願いします🤲

超低強調多量輝度マスク

もうすぐGWですね!早く撮影に行きたくてワクワクしています。
今日は前回ご紹介した、我流の輝度マスク利用方法
勝手に名付けて『超低強調多量輝度マスク』をご紹介します。
と言っても皆さんがされる輝度マスクを多量に重ねただけの単純な方法
ですが…。
では早速

1.コンポジット、下処理後の元画像をPhotoshopCCで呼び込む。
 ①あらかじめ、ダーク、フラット、コンポジット、デジタル現像(ステライメージ8)、
  フラットエイドプロでフラット補正をした元画像をCCに呼び込みます。
 
イメージ 1

2.輝度マスクをつくる
 ①簡単に作り方をご紹介します。
  1)チャンネルモードにして、下の点線の〇を選択します。
  2)すると画面の明るい部分が点滅します。
  3)「編集」→「コピー」をして、「選択範囲」→「選択の解除」をします。

イメージ 2

3.輝度マスクをつくる
 ①「レイヤー」モードに戻って、「レベル補正」を選択します。
 ②レベル補正のマークの白い画面部分をALTキーを押してクリックすると
  画面が真っ白になります。
 ③そこで、先ほどコピーした輝度マスクを「編集」→「ペースト」で貼り付けます。
 ④画面がまた点滅しますので、「選択範囲」→「選択の解除」をします。
イメージ 3

4.レベルを決める。
 ①輝度マスクが出来たので、今度はレベル補正でレベルを決めます。
 ②中央を「1.02」左端を「2」にします。
イメージ 4

5.輝度マスクを複製する。
 ①図の通り輝度マスクを複製します。
イメージ 5

6.輝度マスクを大量コピーする。
 ①図のように輝度マスクを大量にコピーします。
  画面は白くなりますが、気にしないで大量にコピーします。
イメージ 6

7.画像を結合する
イメージ 7

8.明るさ、コントラストで調整する
 ①画面が白くなるため、明るさ、コントラストで調整して元に近い明るさに調整します。
  ここで、階調や色味、星の様子がどうなっているか確認します。
イメージ 8

イメージ 9

これで1クールです。画像が荒れていなければ、この画像を一旦保存して、
さらに低強調輝度マスクを大量に作って、徐々にあぶりだしていきます。

この方法のいいところは、
①星が飽和して肥大しにくい
②コントラストが滑らかになる。
③色味も自然に出てくる
ところでしょうか?

その反面、
①画面全体をゆっくり強調するので、特に強調したい箇所は意外とあぶり出せない場合がある。
②限界近くになると、星や星雲の周りの背景が黒く落ち込んで斑点になる。
③フラットが合ってないと、画像が破綻しやすい。
ところがあるようです。
輝度マスクのレベルは画像の様子を見ながら、値を変えた方が良いと思います。

これで万能というわけではありませんが、他に良い方法がありましたら、教えてくださいませ。

失敗から学ぶこと

先日、撮影したアンタレス付近の青い馬星雲のモザイクをいよいよ画像処理しようと、
ドキドキしながら週末を迎えました。
そして早速処理開始…。モザイクが合わない。
何度もやり直して、やっと合いましたが、今度は分子雲が出ない…。
土曜日一日かかって処理しましたが、写ってないものは出ませんよね。
結局、失敗に終わってしまいました…orz。
でも、一応恥ずかしながらアップします。

<青い馬星雲(習作)>
【データ】
(西側)
撮影日時 2019/4/7 00:37 ~ 02:37 
露出 180sec.×39枚(117分)
(東側)
撮影日時 2019/4/7 02:46 ~ 04:29 
露出 180sec.×34枚(102分)
ビクセンR200SS(D200mm f760mm F3.8)EQ6PRO赤道儀
コレクターPH使用
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 5.4℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(7枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚、フラットダーク10枚)
DSSにてコンポジット 
SI8・CS6・CC・フラットエイドProにて処理 
場所 御杖村
イメージ 1

天文中年さんも、この日は黄砂がひどくて空の状態は最悪って言ってましたし、確かに天の川の印影が
わからず、眠かったので、仕方ないですが。と言い訳しときます(笑)。

で、青い馬星雲がかなり分子雲のあぶり出しがデリケートだったので、いつもより輝度マスクのレベルを
下げて、数百枚マスクを作って処理したのですが、よくよく考えると、他の作品でもこれは使えないかな
と思いました。

やり方は、輝度マスクのレベルを中央を1.02、左端を2にして、画像が荒れるまでひたすらマスクを複写して
処理する方法です。「低レベル多量輝度マスク」とでも言いましょうか?一気に100枚単位の輝度マスクを
作って処理します。パソコンのメモリーが持たないので、100枚単位で輝度マスクを作ったら結合して保存
します。これを4~5回繰り返し、合計数百枚の輝度マスクを合成するわけです。
それで今年撮った作品を再処理してみました。

<バラ星雲>
イメージ 5

<マルカリアンの銀河鎖>
イメージ 2



<M101回転花火銀河>
イメージ 4



<M101拡大>
イメージ 3


自分としては、今まで手探りで処理していたコントラストが、自然に決まるようになった気がしました。
正しいやり方かはわかりませんが、青い馬の処理で思わぬことを学べた気がします。
他に良い方法がありましたら、教えてくださいませ。

にぎやかな天体撮影

春になり、桜も満開になり、ずいぶん暖かくなってきました。
月に1回は出撃目標達成のため、またいそいそと御杖村に行ってきました。
この日は黄砂で空は眠たかったですが、暖かく、絶好の出撃日和でした。
いつもの場所に行くともう先客さんがいらっしゃいました。
大阪あすとろぐらふぃ~迷人会の方々でした。そして天文中年さんと久しぶりの再会。
一晩中笑い声の絶えない賑やかな夜でした。
皆さん、楽しい夜をありがとうございました。
で、作品ですが、今回は2作品撮りましたが、とりあえず1つだけご紹介します。

<M101~回転花火銀河>

【データ】
撮影日時 2019/4/6 19:50~4/7 00:03 
露出 180sec.×81枚(243分)
ビクセンR200SS(D200mm f760mm F3.8)EQ6PRO赤道儀
コレクターPH使用
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 5.4℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(7枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚、フラットダーク10枚)
DSSにてコンポジット drizzle×2 
SI8・CS6・CCにて処理 
場所 御杖村
イメージ 1

イメージ 2
   少し拡大して処理しました。


実はもう一つがメインなのですが、ちょっと処理が難物なんで、来週にでもご紹介しようと思います。

さあ。GWは奥能登だあ!
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