しばらくぶりのブログ投稿です。
新しい赴任先の仕事が忙し過ぎてなかなか画像処理ができなかったので、
そのままにしておりました。おまけに疲れのせいか風邪をひいてしまいました…。
そこでさっさとアンタレス付近をアップすることにしました。
低S/N、カブリ、フラットのアンマッチなどミスのオンパレードですが、取り敢えず
今のやり方をリセットする意味でアップして色んな方々のご意見をお聞きした方が
いいかなと思いました。
【アンタレス付近(下半身?)】

【撮影データ】
2014年5月4日01:04~
ビクセンR200SS(D200mm f800mm F4)EQ6PRO赤道儀
Lodestarにてオフアキシスガイド
Astro60D(ISO3200) (-17℃)
Lodestarにてオフアキシスガイド
Astro60D(ISO3200) (-17℃)
露出420sec.×3 を9枚モザイク DSSにてコンポジット MicrosoftICEにてモザイク
ダークなし EL板フラット
SI7・CS5にて処理
淡い。想像以上に淡い…。というのが率直な印象です。
これをモザイクするのは時間の制約上至難の技であり、私ごときにはまだまだ
モザイクできる代物ではないことがよく分かりました。画像処理もできない位
カブリと淡い星雲の区別がつかず、ほとんど処理らしい処理はしていません。
突き詰めればそれなりに見せることも可能でしょうが、それよりも良い素材を
撮影することに今年は注力しようと思い、画像コネコネを止めました。
取り敢えず来週関西デビューが出来たら、紀伊半島方面で改めてチャレンジしようと
思っています。そのためのポイントとして下記の通り。
①1枚あたりの露出をかける→60minくらい
②ISOはむやみに上げない→1600以下で行う
③ゴースト及びカブリ防止のためフィルターワークを変更する→MFAでのHEUIB-Ⅱフィルターからコマコレねじ込みでLPS-D2フィルターへ換装
こんなところでしょうか。淡い星雲でも赤いものや青いものは比較的よく浮き上がりますが、黄色はカブリと混在するので難しいですね。星雲の表現の奥深さを思い知らされました。そのぶん課題が明確になってチャレンジしがいがあるというものです。
無謀なモザイクするより、さっさと短焦点屈折買ったらぁ~というご意見は当然だと思いますが、R200SSの可能性?を追求する小生としてはもう少しあがいてみます!意外と早く屈折に乗り換えたりして…。