星空に魅せられて

関西在住、天文愛好歴30年以上のおじさんが、星にロマンを求めて、ひたすら天体写真を撮っては披露する、マイペースなブログです。

2014年03月

星空が好きな関西在住のおじさんです。
時々石川県にも出没します!
よろしくお願いします🤲

最後の遠征 マルカリアンの鎖

めっきりと北陸も春めいてきました。
転勤の準備で仕事の整理をしていましたが、3連休は好天に恵まれ、いてもたってもいられずに
星の会のNさんと白山麓へ強行出撃してしまいました。今年初めての撮影です。
夕方は雲が多かったのですが19時ころから雲も抜け、満天の星空に。
やはり石川の空は素晴らしい。寒さで震えながらも星を眺めておりました。

そして撮影。今回はマルカリアンチェーンに挑戦。手動導入では夢のまた夢でしたが、EQ6-PROに
してからはアライメントとPAEをすると簡単に導いてくれます。
夜半に月が出るため、3時間露出の計画で撮影を始めました。

その間にNさんのお手伝いで獅子座のトリオ銀河とM81、82を導入したりして楽しく過ごしていましたが…。
さあ、撮影が終わってカメラを見ると、電池が切れてました!やばい、何枚撮れたんだろうと数えましたが
10分露出がかろうじて6枚、そのうち1枚は人工衛星がバッチリ写ってました。
久しぶりの撮影が順調に行ってたんで油断しました(´Д⊂モウダメポ。

かろうじて撮影した素材で処理したのが下の画像です。

【マルカリアンの鎖】
イメージ 1

【撮影データ】
2014年3月23日20:57~
ビクセンR200SS(D200mm f800mm F4)EQ6PRO赤道儀
Lodestarにてオフアキシスガイド
Astro60D(ISO1600) (-21℃) 
露出600sec.×6枚 DSSにてコンポジット
ELフラット(使い回し) 
SI7 CS5にて処理

はははっ、人工衛星がバッチリ写っていました。やはりS/N不足は否めません。
ELフラットは使い回しなので合ってませんm(_ _)m。時間を作ってフラットは作り
直そうと思います。
残念ですが、追試決定です。またこの画角でライトフレームを撮りだめしようと思います。

それにしても初めてマルカリアンを撮影しましたが、800mm F4の反射でちょうどいい感じ
の構図になりますし、銀河鎖って神秘的なものを感じます。おとめ座、かみのけ座周辺は宇宙の窓と
いいますが、遥かなるディープスカイを覗いている気がして魅せられてしまいました。
これは毎年撮影してもいいかも。

追試はいつになることやら。今週末晴れてくれたらなぁ~。ではでは。

突然の転勤

突然ですが、4月1日付で石川県から大阪府に転勤することになってしまいました・゜・(ノД`)・゜・。
石川県での生活は3年半程度でしたが、特に後半2年間、星空の美しさに魅せられ、晴れたら
ひたすら撮影に出撃していました…。

家族の都合でしばらく単身赴任なので月一は石川県に戻ってきます。
望遠鏡一式は大阪に持って行って、ジプシー撮影をすることになりそうですが、家庭や仕事の
都合で出撃頻度はかなり減りそうです。結構落ち込みました…。

とはいえ月一は石川に戻りますし、大阪にいても晴れたら御杖村あたりに遠征にいこうかな
なんて思っています。

星の会のメンバーやsloさん、かわうさんには色々教えていただいて本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。でもこれで終わりではないので引き続き宜しくお願い致します(∩´∀`@)⊃!

もちろんブログでアドバイスを頂いている皆様、引き続き宜しくご指導お願い致します!

EL板フラットの検証と課題2

先日の皆様のアドバイスを受けて、もう一度フラットテストをしてみることにしました。

まずはGENTAさんのご指摘のあったように隅でやらず中央に近い星雲のかからない位置でRGB輝度を
測定するようにしました。
イメージ 1

測定場所はグリッド表示を行い、左下から右に5マス、上に5マスの位置を基準位置として測定しました。
やはりRGBバランスが隅でやるのと随分違っていたようです(^_^;)。

そのあとはRGBライブラリーと実測を元にR,G,B各フラットを秒数を分けて撮影。
事前に光漏れをチェックしたところEL板の端から光が漏れているのを発見。すぐに黒テープで覆いました。
また、夜になるのを待った上で全体に遮光カーテンをかぶせました。
そしてRAP2にてRGBベイヤーマージ合成、フラット処理を行いました。今回は時間がなかったため
フラット処理後のライトフレームのRGB値はCameraRawで一括調整しました(GENTAさんゴメンなさい)。
それをDSSでコンポジット。ステライメージでデジタル現像・ガンマ補正をしたあとFITSファイルをTIFファイルに
変換。Photoshopで立ち上げて、彩度を100%にしてみました。
イメージ 2

前にフラット処理したものよりRがよく出ているようです。背景はsloさんの仰るとおりBが支配した状態ですね。
これをサクッと画像処理したのが下の画像です。
イメージ 4


下がスカイフラットで画像処理した当初の画像です。
イメージ 3

画像の明るさが違うので一概に比較は出来ませんが、同じ明るさで比較したらEL板フラットでも遜色なくRが
出ています。またこの画像ではわかりませんが、ケラレ等もEL板フラットでは解消されていました。

取り敢えず、EL板フラットの手法の方向性は掴めたかなと思います。今後は実践でその他の画像処理も
行いながら更に画質向上が出来たらと思っています。

EL板フラットの検証と課題

気がつけば1ヶ月くらい投稿してませんでした…。仕事が忙しかったり、天気が悪かったりと、天体の世界から
ちょっと離れたりしてました…。
ということで気を取り直して、EL板フラットで実際に撮影して検証をしてみました。
まずEL板は以前加工してダンボールと黒ゴムでカバーを作っています。
イメージ 1

EL板には車のスモーク(3%透過)を貼り、更に上にトレーシングペーパーを挟んでいます。
これでも電源を入れると明るいので調光器を導入してしまいました。ちょっと値が張りましたけど(^^;)。
イメージ 7


これで調光は楽になりました。でもスモークをもう一枚入れたら、十分暗くなるので、本当はいらなかったかも
しれません。

今回はRAP2でベイヤーマージによるフラット作成です。
まず調光器で一番暗いレベルまで落として、フラットアルバムを作りました。1秒加算で露出し、それをライブラリーにしたものです。
イメージ 2

次に撮影原画からRGBの輝度を読み取り、それと合うフラットフレームをライブラリーから探します。
今回はCANONに付属している「Digital Photo Professional」ソフトで画像を立ち上げ、原画のRGBを
読み取りました。
読み取り位置はこんな感じです。
イメージ 3
左上隅の位置を基準にしてみました。RGB値は左下に表示されます。

同じようにフラット画像の同じ位置のRGB値がR,G,Bそれぞれ合っているものをフラットライブラリーから
探します。
イメージ 4

EL板のカラーバランスが青に偏っているために、R,G,B値の露出は随分と異なりました。
それぞれのフラットを下記の要領で今回は64枚ずつ撮影しました。
イメージ 5

ここまでやるのに結構めんどくさかったです(^_^;)。
あとはR,G,B毎にRAP2でダーク合成してRDKファイルを作成→ベイヤーマージでRDKファイルを合成
これでEL板フラットの完成です。
そしてDNGファイル化したライトフレーム画像にフラット画像を合成して出来上がり。

今回はコンポジットを今流行りのDSSでやりました。私のような非力なパソコンでもサクサク動くので
いいですね!

今回EL板フラットをしたものをコンポジット(10枚)後、CS5で彩度を100%にしてみました。
イメージ 6

まずまずかなと勝手に思いましたが、バックがBが強く、Gが少ない。また思いのほかクラゲ星雲のRが出て
いません。ちなみにフラットフレームのダーク処理をして同様の画像を作成しましたが、なぜか色ムラが
目立ったので今回は使いませんでした。

下が以前撮影したスカイフラット(トレーシングペーパーで曇天下で撮影)したものを使った画像の同条件です。
イメージ 8

こちらの方がクラゲ星雲のRがよく出ています。
紙面の都合で画像処理後の比較画像は出ませんが、どちらもフラット補正はよくできているのですが、
スカイフラットの方が赤い星雲がよく浮き出ています。
この違いがどこに起因するのかまだわかりませんが、ELフラットのRGB測定をもう少し中央に近い位置で
やったほうがよかったのかもしれません。
ここまで結構苦労してやったのですが、お気軽スカイフラットの方が星雲がよく出てちょっとショックでした。
北陸もそろそろ春ですので、今シーズンはELフラットの調整も引き続きしながら、スカイフラットと両面で
画像処理をしていこうと思います。
わからないことだらけですので、アドバイスをいただければ幸いです_(._.)_。

ではでは。
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