冬休みに入ったので、やっとフラットを撮影しました。
【ヒストグラム右寄りパターン】
私の方法はトレーシングペーパーを使ったスカイフラットです。
64枚撮影しましたが、今回はテストを兼ねてヒストグラムの右寄りのパターンと
左寄りのパターンで撮影し、RAP2にてフラット原画を作成しました。
【ヒストグラム左寄りパターン】


意外とムラムラでゴミが目立ちますね(^_^;)。ISO100でやってますがこれでい良いのか「?」です・・・。
ISOは合わした方が良いという意見もありますね。
取り敢えず1枚撮りのライトフレームにフラット処理をかけましたが、違いはあまりありませんでした。
どちらかというと左寄りのヒストグラムのフラットの方が画像が平坦な印象がありましたので、これで
画像処理をすることにしました。
画像は使い回しのフラットでは回折ムラができていましたが、流石に随分とスッキリしました。それでも
左下隅のあたりは対応しきれてない印象でしたが。
しかしこれでかなりフラットが合ったので階調をできるだけなめらかな処理を心がけて、自然な感じの
ばら星雲に仕上げてみました。
【ばら星雲】

WEBでアップすると微妙に感じが変わるのですが、できるだけ淡麗なバラを心がけてみました。
前に処理したものと比較すると階調のギクシャク感が随分と改善されたように思います。
もう少しバラを浮かび上がらせようとしたら無理もできるのですが、階調が死んでしまいますので、
これくらいにしようと思います。もう少し露光時間があればもっとダイナミックなばら星雲になったかも
知れません。今回はここまでにしようと思います。
【撮影データ】
2013年12月8日22時32分~
ビクセンR200SS(D200mm f800mm F4)EQ6PRO赤道儀
Lodestarにてオフアキシスガイド
Astro60D(ISO1600) (-19℃)
Lodestarにてオフアキシスガイド
Astro60D(ISO1600) (-19℃)
露出360sec..×10枚コンポジット を2コマモザイク(microsoftICEにて処理)
スカイフラット(ISO100×64枚)RAP2にて処理 SI5にてコンポジット
SI7 CS5にて処理 (若干トリミング)
撮影地/金沢市山麓
【追記】
ちょっとコントラストを上げました。背景が荒れ荒れになるのでここいらが限界・・・orz。
