星空に魅せられて

関西在住、天文愛好歴30年以上のおじさんが、星にロマンを求めて、ひたすら天体写真を撮っては披露する、マイペースなブログです。

星空が好きな関西在住のおじさんです。
時々石川県にも出没します!
よろしくお願いします🤲

GW遠征~奥能登

かつてない長期間のゴールデンウィーク。
前半は寒く、雨に祟られましたが、後半は絶好の星見日和となりました。
うまく恒例の星の会の奥能登遠征が5月3日に設定していましたので、
最高の星空を堪能することが出来ました。
久しぶりに天の川が立体的に浮き出て見え、さすが奥能登と感動しました!
で、釣果ですが、あいにく能登は緯度が高いので、南天は不利なんですが、
敢えて空の暗さを信じて撮影しました。

<いつもの装備>
イメージ 1

NGC 4038・NGC 4039 アンテナ銀河、NGC4027>

【データ】
撮影日時 2019/5/3 19:59 ~ 22:01 
露出 300sec.×40枚(分)=200分
ビクセンR200SS(D200mm f760mm F3.8)EQ6PRO赤道儀
コレクターPH使用
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 7℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(6枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚)
DSSにてコンポジット 
SI8・CS6・CC・フラットエイドProにて処理 
場所 奥能登
イメージ 2

ガイドが甘かったのですが、長時間露光で何とかアンテナが写りました。
もう少し長焦点がいいですね。かなりトリミングしています。
小金が溜まったら、エクステンダーPHと冷却CCDが欲しい!

<アンタレス付近>

【データ】
撮影日時 2019/5/4 2:31 ~ 3:16 
レンズ EF100mm f/2.8L Macro IS USM
ISO感度 3200絞り数値 3.2
露出 300sec.×14枚(分)=70分
※これにf18で誤って撮影した画像110分を加算平均
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 5℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(6枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚)
DSSにてコンポジット 
SI8・CS6・CC・フラットエイドProにて処理 
場所 奥能登
イメージ 3



これが本命でしたが、致命的ミスを犯してしまいました。R200SSから100mmマクロに換装している間に
赤道儀が追尾しなくなり、焦って直すこと1時間、やっと直ってそのあと画像処理の講座を担当しなくては
ならず、慌ててガイドを始めたらその場を離れました。
2時間後、確認したら、なんとf18で撮っていて、画像は真っ黒!慌ててf3.2にして撮り直しましたが、
1時間後あっという間に薄明を迎えて終わりました…orz。

もう一つ、奥能登は最高の空でしたが、南天のさそり座は緯度が高いため低く、やっぱり富山付近の
光害でもろカブリでした。フラットエイドproで強力にカブリを取りましたが、サソリの西側の淡い星雲は
浮き出ませんでしたね。むしろ御杖村の方がこの付近は条件が良さそうです。

いずれにせよ、天の川はエグイ程浮き上がり、空を見とれて夜が明けました。
GWの星見としては大変満足できました。

明日から会社。5月病との戦いが待ってます(笑)。

超低強調多量輝度マスク

もうすぐGWですね!早く撮影に行きたくてワクワクしています。
今日は前回ご紹介した、我流の輝度マスク利用方法
勝手に名付けて『超低強調多量輝度マスク』をご紹介します。
と言っても皆さんがされる輝度マスクを多量に重ねただけの単純な方法
ですが…。
では早速

1.コンポジット、下処理後の元画像をPhotoshopCCで呼び込む。
 ①あらかじめ、ダーク、フラット、コンポジット、デジタル現像(ステライメージ8)、
  フラットエイドプロでフラット補正をした元画像をCCに呼び込みます。
 
イメージ 1

2.輝度マスクをつくる
 ①簡単に作り方をご紹介します。
  1)チャンネルモードにして、下の点線の〇を選択します。
  2)すると画面の明るい部分が点滅します。
  3)「編集」→「コピー」をして、「選択範囲」→「選択の解除」をします。

イメージ 2

3.輝度マスクをつくる
 ①「レイヤー」モードに戻って、「レベル補正」を選択します。
 ②レベル補正のマークの白い画面部分をALTキーを押してクリックすると
  画面が真っ白になります。
 ③そこで、先ほどコピーした輝度マスクを「編集」→「ペースト」で貼り付けます。
 ④画面がまた点滅しますので、「選択範囲」→「選択の解除」をします。
イメージ 3

4.レベルを決める。
 ①輝度マスクが出来たので、今度はレベル補正でレベルを決めます。
 ②中央を「1.02」左端を「2」にします。
イメージ 4

5.輝度マスクを複製する。
 ①図の通り輝度マスクを複製します。
イメージ 5

6.輝度マスクを大量コピーする。
 ①図のように輝度マスクを大量にコピーします。
  画面は白くなりますが、気にしないで大量にコピーします。
イメージ 6

7.画像を結合する
イメージ 7

8.明るさ、コントラストで調整する
 ①画面が白くなるため、明るさ、コントラストで調整して元に近い明るさに調整します。
  ここで、階調や色味、星の様子がどうなっているか確認します。
イメージ 8

イメージ 9

これで1クールです。画像が荒れていなければ、この画像を一旦保存して、
さらに低強調輝度マスクを大量に作って、徐々にあぶりだしていきます。

この方法のいいところは、
①星が飽和して肥大しにくい
②コントラストが滑らかになる。
③色味も自然に出てくる
ところでしょうか?

その反面、
①画面全体をゆっくり強調するので、特に強調したい箇所は意外とあぶり出せない場合がある。
②限界近くになると、星や星雲の周りの背景が黒く落ち込んで斑点になる。
③フラットが合ってないと、画像が破綻しやすい。
ところがあるようです。
輝度マスクのレベルは画像の様子を見ながら、値を変えた方が良いと思います。

これで万能というわけではありませんが、他に良い方法がありましたら、教えてくださいませ。

失敗から学ぶこと

先日、撮影したアンタレス付近の青い馬星雲のモザイクをいよいよ画像処理しようと、
ドキドキしながら週末を迎えました。
そして早速処理開始…。モザイクが合わない。
何度もやり直して、やっと合いましたが、今度は分子雲が出ない…。
土曜日一日かかって処理しましたが、写ってないものは出ませんよね。
結局、失敗に終わってしまいました…orz。
でも、一応恥ずかしながらアップします。

<青い馬星雲(習作)>
【データ】
(西側)
撮影日時 2019/4/7 00:37 ~ 02:37 
露出 180sec.×39枚(117分)
(東側)
撮影日時 2019/4/7 02:46 ~ 04:29 
露出 180sec.×34枚(102分)
ビクセンR200SS(D200mm f760mm F3.8)EQ6PRO赤道儀
コレクターPH使用
Lodestarにてオフアキシスガイド
カメラ機種名 Canon EOS 5DmkⅣ(HKIR改造 5.4℃)
ISO感度 3200
Rstackにてダーク(7枚)、フラット処理(EL板フラット×RGB各64枚、フラットダーク10枚)
DSSにてコンポジット 
SI8・CS6・CC・フラットエイドProにて処理 
場所 御杖村
イメージ 1

天文中年さんも、この日は黄砂がひどくて空の状態は最悪って言ってましたし、確かに天の川の印影が
わからず、眠かったので、仕方ないですが。と言い訳しときます(笑)。

で、青い馬星雲がかなり分子雲のあぶり出しがデリケートだったので、いつもより輝度マスクのレベルを
下げて、数百枚マスクを作って処理したのですが、よくよく考えると、他の作品でもこれは使えないかな
と思いました。

やり方は、輝度マスクのレベルを中央を1.02、左端を2にして、画像が荒れるまでひたすらマスクを複写して
処理する方法です。「低レベル多量輝度マスク」とでも言いましょうか?一気に100枚単位の輝度マスクを
作って処理します。パソコンのメモリーが持たないので、100枚単位で輝度マスクを作ったら結合して保存
します。これを4~5回繰り返し、合計数百枚の輝度マスクを合成するわけです。
それで今年撮った作品を再処理してみました。

<バラ星雲>
イメージ 5

<マルカリアンの銀河鎖>
イメージ 2



<M101回転花火銀河>
イメージ 4



<M101拡大>
イメージ 3


自分としては、今まで手探りで処理していたコントラストが、自然に決まるようになった気がしました。
正しいやり方かはわかりませんが、青い馬の処理で思わぬことを学べた気がします。
他に良い方法がありましたら、教えてくださいませ。
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